近々予定されている総選挙において、元高級官僚Aは「民主党が250議席以上を奪って単独政権を築く」と喝破する。ところで霞が関では民主党を手込めにするプロジェクトが着々と進行している。そのキーワードは『煽て奉る』である。要するに戦術のポイントは世間知らずの民主党の若手議員におべっかを使い権力のほんの一部の美味しいところを舐めさせることだ。A氏が自信を持って語る。「正義感に燃えて使命感に溢れた議員が3ヵ月もすると利権に犯された俗物な風貌に転落する。役人たちは余裕綽々、準備万端で待ち構えている」。 *記事へのご意見はこちら