6月20日、米グーグルは、大英図書館の蔵書25万冊を電子化すると発表した。写真はロンドンで大英図書館が行った記者会見の様子(2011年 ロイター/Paul Hackett) [ロンドン 20日 ロイター] 米インターネット検索大手グーグル<GOOG.O>は20日、大英図書館の蔵書25万冊を電子化すると発表した。 グーグルはすでに世界中の40以上の図書館と提携。1300万冊をスキャンし、同社の検索結果に表示されるようになっている。 今回のプロジェクトでは、1700─1870年に出版された書籍などが対象で、フランス王妃マリー・アントワネットに関する冊子などが含まれている。 グーグルは電子化の費用を負担。電子化によって全文検索やダウンロードが可能になり、「グーグルブックス」で閲覧もできるようになる。 同社渉外担当責任者のピーター・バロン氏はロイターに対し、「われわれの目的は、ユーザーが世