■伝説の名車を現代風解釈でリ・デザインする時代へ 1967年から1970年までの3年間に僅か337台が生産された本格グランツーリスモ「トヨタ2000GT」。 トヨタ2000GTのエクステリア(トヨタ博物館所蔵) 同車は60年代当時に高性能かつ238万円と非常に高価だったことや、スパイ映画007シリーズの5作目にあたる「007は二度死ぬ」にオープンモデルが登場したことで、世界的にも注目を集めました。 映画「007は二度死ぬ」に登場した2000GTのオープンモデル(トヨタ博物館所蔵) トヨタが内外装のデザインや車両レイアウト、ドライブトレインの設計を担当、ヤマハがエンジンのDOHC化やシャシー等の細部設計に加え、楽器製造で蓄積した木工技術を活かし、ゴージャスなインパネやウッドステアリングの実現に寄与したことでも知られています。 トヨタ2000GTのエクステリア 車両サイズは全長4,175mm、
■お値段1000万円超? 日産を代表する1990年代の名車 タレントのヒロミさんが、自身のYouTubeチャンネル「Hiromi factory チャンネル」で、日産「R32型スカイラインGT-R」を購入する動画が話題になっています。 スカイラインGT-Rといえば、1969年の初代モデル以来、日産が誇るスポーツカーの代名詞。なかでも1989年に登場したR32型は、数々のレースで活躍したこともあり、その高性能ぶりが今でも語り継がれる名車中の名車です。 ヒロミさんが購入したR32型スカイラインGT-R(出典:Hiromi factory チャンネル) 動画でヒロミさんが「お宝」と表現するほど今ではかなり貴重なモデルなのですが、実際にどんなクルマだったのでしょうか? ●世界中で人気の「第2世代GT-R」 スカイラインGT-Rは、日産のセダンモデルである「スカイライン」をベースにしたスポーツモデル
■欧州向け「スイスポ」は一足先にマイルドHV化 2017年9月に発売された4代目となる、スズキ「スイフトスポーツ(FF)」。 スイフトスポーツのエクステリア 低速トルクを向上させたK14C型1.4L直4ターボエンジン(140ps/23.4kgm)搭載により出力向上を図るとともに、トランスミッションを先代のCVTから6AT仕様に変更。 MT仕様についてもローレシオ化することで加速性能を向上させています。歴代スイスポの生産は全数に渡り、静岡県牧之原市の相良工場が担当。 車体サイズは全長3,890mm×全幅1,735mm×全高1,500mm、ホイールベースが2,450mm。車両重量は6MTが970kg、6ATが990kgと、いずれも1tを切るなど軽量に抑えられています。 欧州向けスイスポに採用されている48VマイルドHVシステム 一方、2020年5月に改良された欧州向けスイフトスポーツには、K1
■370Zと日産ビジョングランツーリスモコンセプトからデザインをインスピレーション 日産は世界に誇る2ドアスポーツカー、新型「フェアレディZ」を2021年8月に公開しましたが、次期型を大胆予想するCGを入手しました。 日産 フェアレディZ 次期型「ゼロZ」 予想CG 予想CGを提供してくれたのは、中国・上海に住むデザイナー、フランクリン郭氏です。 8月に公開された新型Zは、レトロにインスパイアされたデザインの影響を受けながらもモダンに見えるスポーツカーに仕上げられましたが、郭氏のCGでは、はるかに過激なエクステリアが見てとれます。 同氏の作品は「フェアレディ・ゼロZ」と名付けられ、「370 Zと日産ビジョングランツーリスモコンセプト」からデザインのインスピレーションを得ています。 フロントエンドには、新型と似た長方形のグリルを装備、よりアグレッシブなボディラインと、スリムな近未来LEDヘッ
■区分けを曖昧なままにしていませんか? これは「クーラー」なのか、「エアコン」なのか、どっち? 1980年代初頭あたりまでは、クーラーまたはエアコンのないクルマがまだまだ多く、夏のドライブ時、涼しくするためにはブロアファンをまわしてただの風を出すのが主流でした。 ただ吹き出してきただけの風を身体に当てることで涼しく感じられるようにする、いわば「涼感」を得られるようにしていたのです。本当の意味で涼しくするのはクーラーです。 「でもみんな『エアコン』といっているじゃないの。『クーラー』じゃないの?」というひともいると思います。 ということで、今回はクーラー、エアコンそのものの話と、「エアコン」という、言葉の定義をテーマにしていきます。 ●そもそも「エアコン」とは何? 「クーラー」とは何が違う? どちらも冷やすときに使っているのに、何が違うのか? 疑問を持たれている方が多いと思います。 「クーラ
■RX-7「FD3S型」に設定された「スピリットR」ロゴを彷彿 マツダの新世代ロータリーを示唆する「R」ロゴの特許出願ロゴ画像が流出、スウェーデンのエージェント経由で入手しました。 マツダ 新Rロゴ この特許画像は今年6月3日に提出されたものですが、今回は「日産フェアレディZフォーラム」からリークされたといいます。 このロゴからまず気づくのは、1991年から販売されたRX-7「FD3S型」に設定された「スピリットR」ロゴを彷彿させる点です。スピリットRはRX-7最後の限定車として2002年に登場、同モデル史上最高峰の走りを実現した究極のRX-7として語り継がれています。 マツダ RX-7 スピリット 新たに発覚したロゴは、ハンドルを握って楽しむ普遍的なシンボルを感じさせ、「R」の赤い三角形はロータリーエンジンを彷彿とさせます。さらにマツダは最近「スピリット」の名称も特許申請しており、今後な
■高速道路と自動車専用道路の違いとは? 高速道路と聞くと「日本全国に張り巡らされている自動車だけが走ることができる道路」というイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし、高速道路と名の付く道路はとても少ないのです。この記事では高速道路と自動車専用道路の違いなどを中心に紹介していきます。 ●日本の「高速道路」はたったの4路線のみ! 新東名高速道路 会話の中で「高速道路」や「高速」と表現することはあっても、通称中央道と呼ばれる「中央自動車道」だったり、東北道と呼ばれる「東北自動車道」だったりと「〇〇自動車道」が多くて、「〇〇高速道路」と呼ばれる道路は意外と走っていないかもと思うことはありませんか? それもそのはず、「〇〇高速道路」と呼べる道路は実は次の4つだけなのです。 ・東名高速道路 ・新東名高速道路 ・名神高速道路 ・新名神高速道路 「あれ? 首都高は首都高速道路じゃないの?」という声も
■ホンダのミッドシップスポーツ「NSX」は2,420万円! ホンダ「NSX」のエクステリア 1990年に登場し、2017年に2代目へと進化したミッドシップスポーツカー「ホンダNSX」。その車名はNew Sports eXperienceに由来しており、生産は米オハイオ工場が担当しています。 3.5LのV6直噴DOHCツインターボエンジンと3基のモーターアシストにより、システム最高出力581ps/65.9kgmを発生するハイブリッド・スポーツカーで、1.8tの車両重量をフロント:ダブルウイッシュボーン式、リヤ:ウイッシュボーン式サスペンションが支えています。 車両サイズは全長:4,490mm、全幅:1,940mm、全高:1,215mm、ホイールベース:2,630mm。国内販売価格は2,420万円とダントツの高額モデルで、日産GT-Rと同様に300km/h以上で走行可能な本格スポーツカーとなっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く