ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/nippon (2)

  • 「離島観光はそもそもサステナブルじゃない」石垣島の人々の危機感が生んだ日本初の試み

    <新しい航空燃料を使い、ツアー参加者が航空機での移動時に排出する二酸化炭素を削減する「サステナ島旅ISHIGAKIJIMA」が実施された。環境負荷低減、地産地消......。このツアーは何のために企画されたのか> 3月16日、バイオマスや廃油、排ガスなどを原料とする新たな航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel)を使用し、ツアー参加者が航空機での移動時に排出する二酸化炭素を削減する国内初となる試みが、羽田空港―新石垣空港間で実現した。 SAFは二酸化炭素排出量を従来のジェット燃料と比べて約8割も低減する新燃料だ。 ANA Green Jetの機体の一部には、空気抵抗を減らし燃費を改善させるサメ肌加工フィルムを貼付したほか、ヴィーガンレザーを使用したヘッドレストカバーを客席に採用するなど、SDGsを意識したマイナーチェンジが施されている。 これは、沖縄県石垣市が主

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  • エヴァンゲリオン、美しく静かなラスト...ファンもこの世界から踏み出す時がきた

    <旧作とはひと味違うエンディングによって『シン・エヴァンゲリオン』は終着点らしい傑作になった> その象徴性、そして影響力の大きさにおいて、アニメ史に燦然と輝く存在である一方で、非常に難解でもあるのが庵野秀明の「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズだ。 1995年に放映が始まったテレビアニメ版に97年の劇場版、今世紀に入ってから作られた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」4部作──。物語の結末の描かれ方も1つではない。そして最新作にして真の完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(アマゾン・プライムで配信中)は、シリーズ中の最高傑作であるとともに、シリーズ全体をどのように捉えるべきかについての庵野の新たな主張がうかがえる作品だ。 物語をざっと説明しておこう。碇シンジ、式波・アスカ・ラングレー、綾波レイの3人の少年少女は「エヴァンゲリオン」と呼ばれる巨大ロボットのパイロットを務めている。当初は特務機関

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