渋谷の首都高高架下あたりにある植栽帯が、突起物が点在したコンクリート地帯へ変わったことに対し、ホームレスを寄せ付けないために国が工事したものでは、と疑いの声がネットであがっている。話題になった2、3日後には突起物だけが撤去。工事の理由を国土交通省の東京国道事務所に取材したほか、以前の植栽帯の状況について周囲のお店の人に話を聞いてみた。 14日9時ごろの交通島。突起物はすっかりなくなっていた 場所は、道玄坂をのぼっていった先の道元坂上交差点にある、交通島。もともとは低木が土を埋め尽くすように植えられていた。11月下旬に国土交通省の工事によって、コンクリートを盛るようにして塗り固められた。完成当初は、ブロック石の破片のような突起物が散りばめられていた。 交通島の位置。中央の緑色の部分にあたる(Googleマップより) 以前の交通島の様子。低木を植えた植栽帯となっていた(Googleストリートビ
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