精密部品の切削加工などを手掛ける真京精機(栃木県真岡市)は、空き家を使い障害者用の社員寮を整備する。従来から地元の障害者を積極雇用してきたが、近年は採用が難しくなっていた。住居の確保など福利厚生を充実させることで広域で募集しやすくするとともに、空き家対策の狙いもある。今夏にも正式に始め、3年間で3軒設けて十数人の障害者の雇用につなげる考えだ。同社では現在、36人の正社員のうち3分の1に当たる1
高齢者や子供、障害者らを含めすべての地域住民が自由に出入りできる居場所を目指した交流施設「AGALA」が、有田市箕島の本町商店街入り口に6日、オープンする。空き家を借りてボランティアらで改修し、1階に障害者が働くカフェ、2階には集会などに利用できるフリースペースが完成。幅広い世代が集い、まちづくりを考える場としての活用も期待される。 市役所などの公共施設、病院や大型店舗が立地し、有田市の中心市街地を形成する箕島地区。商店街はかつて約120の商店でにぎわっていたとされるが、現在は空き家や空き店舗が増え続けている。 空き家を活用した居場所づくりは、同市社会福祉協議会と関連事業所でつくる「市地域福祉ネットワーク会議」が企画した。設計や塗装、電気工事などは職人らがボランティアで行い、材料費には同協議会が積み立ててきた寄付金を活用したという。 1階のカフェは18日にオープンする予定で、働く障害者に最
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