共働き世帯が増える中、新生銀行が販売する住宅ローン「安心パック」と「安心パックW(ダブル)」が人気を集めている。金利競争が主流の住宅ローン商戦において、返済に困らなくするためにはどうすればよいか、徹底した顧客目線に立つことで誕生した商品だ。 「住宅ローンは伝統的な商品だが、昔から商品性はほとんど変わっていない」 商品開発の中心メンバーで執行役員住宅ローン部長の種子島一美氏はそう語る。同行が住宅ローンの販売を始めたのは平成14年。金融機関としては後発組だが、新しい発想で他社と違う商品を作ることができれば商機はあると感じた。 その際に重視したのが、顧客の視点だ。顧客が一番困るのはローンが返せなくなること。最悪の場合、自宅を手放すことにもなる。こうしたリスクを最小化することで差別化が図れると考え、24年に商品化したのが「安心パック」だった。 所定の要介護状態になれば保険でローン返済が可能となる「
![【開発ヒストリー】病児保育、家事代行…共働き世帯を徹底サポートする新生銀行のユニーク住宅ローン(1/3ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a2405c6f603f1a5b306219002bee625b76524d8d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FwSXtuzBx2rqQqclz8TbFtib8oMU%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FLLQESAQVVJKLLK3AUWXUOV7B6M.jpg)