障害者や認知症の人を介護する人を支える8都道府県の団体が集まった「全国介護者支援団体連合会」が各地の団体に入会を呼び掛けている。地域で活動する団体の多くは資金や人材が不足しているため、団体間で連携を深めカフェの運営や電話相談などの支援内容の充実につなげる。事務局を担当する「介護者サポートネットワークセンター・アラジン」(東京)
障害のある子どもが、通信制高校で普通高校の卒業資格を取得するための手助けをするサポート校を、兵庫県明石市の「波の家福祉会」が来春、同市に開設する。 福祉施設併設型のサポート校は全国的にも珍しいといい、同会理事長の伊藤隆さん(49)は「子どもたちの達成感や自信の醸成につながれば」と意気込んでいる。 「何とかして普通高校を卒業させたかった」。10年ほど前、伊藤さんは発達障害の子どもを育てる保護者に、胸の内を打ち明けられたことがある。子どもは全日制の普通高校に進学したが勉強について行けず、途中退学したのだという。 伊藤さんには、普通高校卒業を望む親の切実な思いが理解できた。自身も、難病と重度の障害を抱える長男を育ててきた。1997年に私立保育所を開設したのも、長男を受け入れてくれる保育所が見つからなかったからだ。後に障害者福祉施設などを開設。明石、神戸市など約20か所で運営してきた。 施設運営を
「小学校で過去最多」今年もまた、いじめをめぐって、大きな数字が目に飛び込んできた。 文部科学省がいじめや不登校等の事項に関して、2013年度の調査結果を発表した。メディアも同日、一斉に結果を報道した。 各報道の見出しでもっとも目立つのが、「小学校で過去最多」である。そして記事の中身をざっと読んでみると、「増加」や「最多」あるいは「いじめ20万件時代(小中高)」といった表現が並び、どうにも世の中が悪い方に向かっているかのような内容である。 なお、じつは中学校と高校ではいじめの件数は減少しているにもかかわらず、その記述はあまり目立たない。 はたして、この調査結果を、どう読むべきか―― 教師によるいじめ認知の成果すでに別の記事(「児童虐待7万件超 過去最悪」のウソ)で私が指摘したように、今日ほど人びとが子どもの人権に敏感な時代はない。いじめにしろ虐待にしろ、全体的傾向として私たちはこれまでにない
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