傍聴を望む視覚障害者に対し愛知県議会が白杖(はくじょう)の持ち込みを制限しているため、名古屋市の障害者団体「愛知障害フォーラム」が23日、改善を申し入れた。県議会は白杖を「危険物」としており、持ち込みには議長の許可が必要。団体は「差別だ」と抗議した。 県議会の傍聴規則は、杖や傘は投げ込まれる危険性があるとして持ち込みを禁じている。豊橋盲人福祉協会(同県豊橋市)の彦坂和夫会長(83)は昨年12月、視覚障害者らと県議会へ本会議の傍聴に訪れた。彦坂さんら十数人が折りたたみ式の白杖を持っていたが、議会事務局に求められ、カバンにしまって傍聴した。 同協会も加盟する愛知障害フォーラムは「視覚障害者にとって杖は体の一部。危険物と認識されることは明らかな差別だ」と抗議。彦坂さんも朝日新聞の取材に「白杖は社会参加に絶対必要」と改善を求めた。 議会事務局は「議長への許可の… こちらは有料会員限定記事です。有料
昨年1年間に大阪府内で摘発・補導された20歳未満の少年は5939人(前年比463人減)と3年連続で減少したものの、平成20年以来の全国ワーストになったことが府警のまとめで分かった。再犯者率は5年連続で増加しており、過去2番目に高い32.5%。府警少年課は「非行を繰り返させないように、立ち直り支援に力を入れたい」としている。 昨年1年間の府内の少年非行情勢をまとめた。同課によると、摘発・補導人数は21年以降、5年連続で全国ワースト2だったが、昨年は東京都を2人上回り全国最多となった。
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