見守り事業を兼ねて弁当を配達した高齢者宅で現金200万円を盗んだとして、和歌山県警和歌山岩出署は31日、住居侵入と窃盗の容疑で和歌山県岩出市の弁当配達業、寺田誉之容疑者(35)を再逮捕した。「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。 再逮捕容疑は11月6日から今月14日までの間、紀の川市の女性(90)の家に侵入し、現金200万円が入った封筒を盗んだとしている。 同署によると寺田容疑者は今年の4月から、紀の川市の弁当配達による高齢者見守り事業を委託をされていたという。今月11日にも、別の高齢者宅で弁当を配達した際に財布から現金を盗み出そうとしたとして、窃盗未遂事件で逮捕されていた。寺田容疑者の自宅からはほかにも約400万円の現金が見つかっており、同署は余罪があるものと見て調べている。
まとめ お正月過ぎから介護施設を探したい人が家族会議で相談しておくべきこと お正月明けから介護施設探しを始めようと思っている方へ、お正月の間に家族で話し合っておきたいポイントをまとめました。 家族会議で相談しておきたいことまとめ お正月で家族が一同に会する機会を使って、「そろそろ介護施設を…」と家族会議で検討しはじめる方も多いのではないでしょうか。 「介護のほんねニュース」でも何度かお伝えしていますが、介護施設探しを始めるにあたっては事前に家族間で決めておきたいことがいくつかあります。あらためてそのポイントをまとめてみましょう。 お金はどうする? 一番話しづらいことではありますが、まずはお金の話をきちんとしておきましょう。自宅で介護するか、施設に入所するかなど、条件によって介護にかかる費用は変わってきます。「いくらかかるか」ではなく「いくらかけられるか」を考えれば、必要なケアプランも見えて
学生バイトの労働環境見直しを要請 今回の要請は、2015年8月下旬から9月にかけて実施した「大学生等に対するアルバイトに関する意識等調査」の調査結果を踏まえ、学生アルバイトの労働条件の確保に向けた取組強化の一環として行ったもの。 同調査では、「労働条件の明示が適切になされなかった」「準備や片付けの時間に賃金が支払われなかった」といった労働基準関係法令違反のおそれがある回答もあった。中には採用時に合意した以上のシフトを入れられたケースや、試験期間にシフトを入れられたといった、学業とアルバイトの適切な両立への影響が疑われるものもみられた。 要請は、学習塾業界とその他の業界の2種類を用意し、それぞれ「労働契約の締結の際の労働条件の明示、賃金の適正な支払い、休憩時間の付与などの労働基準関係法令を遵守すること」「学生の本分である学業とアルバイトの適切な両立のためのシフト設定などの課題へ配慮すること」
暮らしに困っている人の自立を助ける仕組みとして4月に始まった生活困窮者自立支援制度が十分に機能していない。厚生労働省のまとめでは、10月までの相談件数の全国平均は目標を下回った。低年金の問題から高齢者のニーズも多いとみられるが、手助けが必要な人の掘り起こしの難しさが浮き彫りになっている。 この制度は「第2のセーフティーネット」と言われ、「最後のセーフティーネット」の生活保護を受ける前に就労を後押しする目的で始まった。厚労省は福祉事務所がある自治体に相談窓口の設置を義務づけ、「人口10万人あたり月20件」という目標を設定。非正社員のほか、福祉事務所を訪れても生活保護を受けていない人(約40万人)やニート(推計約60万人)の利用を想定して算出した。 10月までの7カ月間で全国の自治体が受けた相談は計13万9793件で、1万6193人が就労支援の対象になり1万1449人が就労した。ただ、人口10
恋人や配偶者からの暴力(DV)に悩む人は多い。これまで、「女性は被害者」というイメージが強かったDVだが、最近は男性の被害者が増えている。男性が被害者になる場合、社会的な立場などを気にして泣き寝入りせざるを得ないケースも多い。相談窓口もまだ少なく、被害者が孤立しがちな課題もある。 家にいられない夫「家にいるのが怖くてたまらない」。東京都内に住む30代の男性会社員は、妻と別居する2年前まで、妻から殴る、蹴るの暴力を日常的に受けていた。「リモコンの位置が違う」「すぐに返事をしなかった」など、きっかけはほんのささいなこと。しかし、妻は一度、気に障ることがあると、感情がセーブできず、血が出るまで暴力をふるうこともあった。 「このままでは危ない」。男性は妻と極力顔を合わせないようにと、会社が終わっても終電近くまで漫画喫茶などで時間をつぶした。妻が寝静まったのを見計らって家に入り、自分の寝室のドアの前
抗がん剤による抜け毛は、特に女性患者にとって一番つらい副作用といわれるが、米食品医薬品局(FDA)は2015年12月8日、乳がんの抗がん剤治療を受けている女性の脱毛を予防する頭皮冷却装置(商品名『ディグニキャップ』)を初めて承認した。 毛根の根元に届く抗がん剤の量を減らし、抜け毛を防ぐ ディグニキャップは、米医療機器メーカーのディグニターナ社が開発した。コンピューターで制御された冷却水が流れるヘッドギアを頭にかぶり、頭皮を冷やすことで血管を収縮させる。そして、毛細血管の先端にある毛根の根元に届く抗がん剤の量を減らし、抜け毛を防ぐ仕組みだ。 ステージ1、2の乳がん患者122人に使った臨床試験では、66%の人が「脱毛が半分程度にとどまった」と判定した。副作用として、頭部の冷却による頭痛や、長時間の装着による肩こりなどがみられたが、FDAは、「脱毛予防は、女性患者の生活の質の維持に大きな利点にな
戦後、病院で亡くなる人が増えたが、最後の時を過ごす場所は多様化している=千葉県内のホスピスで宮間俊樹撮影 戦後、衛生状態が改善し、高度な医療が誰でも受けられるようになったため、日本は世界有数の長寿国となった。一方、脳死や延命治療などを巡り、新たな問題も起きている。技術や医療の進歩は、日本人の生と死をどのように変えてきたのだろうか。【下桐実雅子】 ●感染症に抗生物質 戦前、日本人を苦しめてきたのは感染症だった。結核は「国民病」として恐れられ、1918年から世界中で大流行したインフルエンザ(スペイン風邪)では、国内で38万人の死者が出たと報告されている。 長く死因の上位を結核や肺炎、胃腸炎が占めていたが、戦後、抗生物質の普及により感染症で亡くなる人は激減し、平均寿命は延びていく。61年には、国民皆保険制度が整い、誰もが薬や医療技術の恩恵を受けられるようになった。感染症に代わって、脳卒中やがん、
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