有料老人ホームで、入居者の部屋に鍵をかけるなどの虐待行為があったなどとして、東大阪市は21日、訪問介護員を派遣する「フロイデン」(東大阪市稲葉3丁目)の事業者指定を取り消すと発表した。取り消しは来年2月1日付。 市によると、今年6月に市職員が訪問した際、部屋の外に鍵が取り付けられ入居者が外に出られないようにしていた。監査の結果、複数の入居者に同様の行動制限をしていたことが分かった。また、訪問介護員が取得していた資格を偽り、実際より高い介護給付費を請求していたことも分かった。不正請求額は2014年11月からの4カ月で計190万円にのぼるという。 市は加算額を含む約268万円の返還を求める方針。サービス提供責任者は「利用者の安全のためだった。虐待とは思わなかった」と話しているという。 <アピタル:ニュース・フォーカス・その他> http://www.asahi.com/apital/medic
ものが見えにくくなっている人や高齢者にとっての「見えやすさ」や「読みやすさ」とは何か。情報機器を駆使して、そんな問題に取り組んでいる研究室があります。超高齢化社会に対応した製品開発にも結びついています。 細長く、文字間にゆとり 2013年春、東京女子大現代教養学部人間科学科の小田浩一教授(56)の研究室を、スーツ姿の男性2人が訪れた。共同印刷(東京都文京区)情報メディア開発部の春本昌宏担当部長(当時)らはこう切り出した。 「銀行の利用明細や契約更新のお知らせなどの通知文書は、多くの情報を載せようとして文字が小さくなりがちで、高齢者が読みにくいという声があります。だれもが読みやすい書体を作るために協力していただけませんか」 小田教授の専門は、感覚、知覚、認知の実験心理学をもとにした視聴覚情報処理。ものが見えにくい人にとっての「見やすさ」「読みやすさ」を科学的に数値化し、条件や要素を見つける、
障害基礎年金を昨年末に打ち切られた血友病の男性(左端)。ひざ関節に痛みがあり歩行に困難が伴う。男児(5)と妻(右端)との一家3人の生活は苦しい=関東地方で 障害者の生活を支える障害年金で、ここ3年間で12人の血友病患者が受給を打ち切られていたことが、毎日新聞の患者団体への聞き取り調査でわかった。HIV(エイズウイルス)感染者でも、障害年金の新規申請の認定率が1990年代後半から4割減っており、専門家は年金財政の厳しさが背景にあるとみている。 ●3年間で12人判明 関東地方の血友病の男性(43)は、2002年から13年間受けてきた障害基礎年金(月約8万4000円)を昨年末に止められた。出血を抑えるための非加熱血液製剤でC型肝炎に感染させられた、事実上の薬害被害者だ。血友病特有の内出血の後遺症でひざの関節が痛く、階段の上り下りや通勤がつらい。障害者向けの職場に配置転換してもらい3割以上給与が減
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