Mar21 国・東電・全てのマスコミが口を揃える理由 - ICRPの欠陥 カテゴリ:福島原発 ICRP(国際放射線防護委員会)ってご存知でしょうか。 実質的にNPO団体ですが、その勧告文の影響は絶大で、日本の法律やIAEAの基本安全基準の基準ともなっています。日本以外にも主要国は法律の準拠としています。いわば世界基準なんです。 テレビでこういったグラフを見たことがあると思いますが、「一般市民の線量限度は1mSv/年」というのは、ICRPの勧告文と全く同じです(ちなみにSvというのもICRPが定義した単位です)。「一年に浴びていい量の何分の一だから安心してください」という類の文章は、全てICRPの勧告文に基づいていたわけですね。 "ICRPの勧告"の欠陥 しかしやっぱりというかなんというか・・・このICRPの勧告にも欠陥があります。 最近でもアメリカが湾岸戦争やイラク戦争で劣化ウラン弾を用い
2011年04月05日00:53 カテゴリエネルギー経済 原発の常識 原発をめぐる論争は「枯れた」分野で、ほとんどの論点は80年代までに出尽くした。私も昔、たくさん原発の番組をやったが、そのころと基本的な考え方は変わらない。そういうことも知らないで孫正義氏までが古いレコードを再生するのは電力の浪費なので、Togetterでもまとめたが、ここで常識を簡単にリストアップしておこう:軽水炉は工学的には危険である:水を冷却材に使っているので、それが抜けると燃料棒が溶融して炉を破壊する可能性が排除できない。 実際には重大事故は少ない:チェルノブイリ以外にも共産圏では重大な事故が起こったが、西側諸国では作業員が数人死亡する程度の事故しか起こっていない。 死亡率でみると、石油火力や石炭火力は原子力より危険である:採掘だけではなく、燃焼によって大気中に出る汚染による被害も化石燃料のほうが大きい。 環境汚染
平和と人権と環境とを守る東京都千代田区永田町にある国会でのロビー活動と首都圏での生活からは2011年3・11以降に離れ兵庫県宝塚市で株式会社関組を経営しています。 12月中旬までに株を所有し、通常、毎年6月下旬に開かれる【株主総会の6ヶ月前から引き続き株式を有する株主】になれば、株主総会の議決権や議案提出権を行使することができる。 そして、通常、毎年6月下旬に開かれる【株主総会の8週間前まで】であれば、株主が株主総会に提出する議案を、会社から株主へ郵送する株主総会の案内文書に記載するよう要求することもできる。 株主としての権利確定日である3月31日の【4営業日前】の3月28日に株を所有していれば、株主名簿に載り、その年の6月下旬に開かれる株主総会では議案提出権は得られないが、株主総会に出席して発言を求めたり議決権を行使する権利を得ることはできる。 ▼ 株主総会において http://tse
Twitterの「@team_nakagawa」の一連のtweetsをまとめて再編集したものをupします。今後、更新する際には、お知らせ致します。 (3/30更新:PDFからブログに転載しました) 福島原発における放射線被ばくの解説 (Twitter投稿日:3/20以前) Cs(セシウム)による被ばくの影響について (Twitter投稿日:3/21) 「放射能(Bq:ベクレル)」から「被ばく量(Sv:シーベルト)」への変換について (Twitter投稿日:3/21) 放射線の妊婦・胎児への影響について (Twitter投稿日:3/23) 水道水中のヨウ素からの被ばくについて (Twitter投稿日:3/24)
福島県福島市食品を切らずに持ち込める!食品の放射能測定を開始しました 消費者庁食品と放射能Q&A 厚生労働省からの通知水道・食品関係水道・食品関係がまとめられています。 食品中の放射性物質のモニタリング計画策定のための環境モニタリングデータ等の提供について(東京電力福島原子力発電所事故関連) 牛肉中の放射性セシウムスクリーニング法(365kB) 測定上の注意点(医薬食品局食品安全部監視安全課)「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」に基づく検査における留意事項について 野菜等の試料の前処理に際しては、付着している土、埃等に由来する検出を防ぐため、これらを洗浄除去し、検査に供すること。 なお、土、埃等の洗浄除去作業においては、汚染防止の観点から流水で実施するなど十分注意すること。 「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」に基づく検査における留意事項について 食品中の放射性物質の検査結
六ヶ所村の再処理工場の稼働に反対する 六ヶ所村に使用済み核燃料の再処理工場が造られ、この工場の稼働が迫っている。 問題は、この工場の稼働が本当に必要なのかという議論が極めていい加減に行われてきたことだ。 単純に言うと、この工場の稼働を稼働させることなく凍結すれば国民負担は4兆円で済むところを、ひとたび工場を稼働させると(つまり核で工場が汚染されることになると)国民負担は十数兆円にふくれあがる。 ここでそういう計画だからと議論無しに稼働を強行すれば、年金とグリーンピアのようなことになる(つまり負担が顕在化した時に、なんであのときにそんな馬鹿なことを止めなかったのか、と)。 再処理工場とは、ウランを原発で燃やした時に出てくる使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す工場だ。 本来、プルトニウムを取り出して高速増殖炉で燃やす予定だったのが、95年のもんじゅの事故で高速増殖炉の実現が極めて難しくなり
東日本大震災の被害では、同じ東北の太平洋沿岸に立地する東京電力の福島第1原発と東北電力の女川原発が明暗を分けた。福島第1原発が多くの住民を故郷から引き離した半面で、女川原発には壊滅的被害となった女川町民が避難所として身を寄せている。2つの原発の明暗が分かれたのは福島第1原発では想定された津波の高さが約5・6メートルだったのに対して女川原発は9・1メートルに設定した立地のわずかな違いだった。 福島第1原発は過去の事例を参考に津波の高さを最大約5・6メートルと想定して設計されていた。東京電力は「隣の南相馬市の津波の高さは約10メートルにも及んだとされ、今回の津波は想定をはるかに超えていた。揺れは耐震設計の600ガルを下回っていただけに津波にやられました」と説明する。 一方、女川原発は昭和53年の宮城県沖地震後の59年に運転を開始。東北電力によると、三陸沖地震津波や宮城県沖地震の経験から津波想定
放射線にはアルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線などの種類がありますが、共通した特徴の一つは物を通り抜ける能力(透過力)を持っていることで、その能力は放射線の種類により異なります。 アルファ線及びベータ線は透過力が弱く、薄い紙やアルミ板で、ガンマ線や中性子線は厚い鋼鉄、コンクリート、水などで遮ることができます。 放射線の生体への作用には、細胞のDNAに直接当たることによる「直接作用」と、細胞内の水や有機物などを電離することにより化学反応性の強い物質がDNAなどを傷つける「間接作用」とがありますが、放射線の量や放射線を受ける部分によって影響は変わります。 放射線による生体への影響を表す単位としてシーベルトが用いられていますが、これは放射線の違いによる人体影響を考慮して吸収線量に重み付けをした線量です。 なお、放射線関連として使用される単位として、以下のものがあります。
このデータは、最新の10分間平均値を表示しています。空間線量率の単位はnGy/h、風速の単位はm/sです。 風速が起動風速値(0.4m/s)未満の場合、風向及び風速は「カーム」(静穏)と表示しています。
第88回 柏崎原発、褒めるべき点・反省すべき点 経営コンサルタント 大前 研一氏 2007年8月1日 今年(2007年)7月16日、新潟、長野で震度6強の地震が起こった。新潟県中越沖地震である。被災家屋は8000棟を超え、まだまだ復旧には時間がかかる見通しだ。 このニュースを注意深く見ている人なら、一つ気づくことがあると思う。「マグニチュード6.8だって? 被害の割に大型の地震ではないな」と。そう、マグニチュードだけに注目すると、この地震は日本にあっては飛びぬけて大きなものとは言えない。今回の地震の特徴は、その規模の割に被害が甚大だった点にある。 地震の発生場所に大きな活断層があった。活断層とは、いってみれば常に地震を起こすためのエネルギーが貯えられている場所である。しかも「悪いことに」と言うべきか、その活断層の上には柏崎刈羽原子力発電所があった。同発電所もまた想定外の被害を被ったた
1943年、福岡県に生まれる。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。 世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。 「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。ウォールストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、またハーバード・ビジネスレビュー誌では、経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として広がっていく新しい地域国家の概念などについて、継続的に論文を発表している。この功績により、1987年にはイタリア大統領よ
話し方,稼ぎ方,変え方をマスターするためのコラム。プレゼンから営業、政治、科学、芸術までを語り尽くします。毎週月曜日更新まず、震災でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。 また、震災でご家族や身近な方を亡くされた皆様、 心より、お悔やみ申し上げます。 一日も早く、日常に戻れるように、PSLでも微力ながら努力して参ります。 今回は、高度情報社会の無駄な「配慮」についてです。 一連の震災報道の中で、原子力発電所に関する会見、 およびその報道を見ながら、なんとも歯痒い気持ちでした。 理由は、情報量の少なさと、枝野官房長官のいらぬ「配慮」についてです。 3月12日午後3時36分、福原第一原子力発電所の建屋が吹き飛びました。 テレビでは、事故の直後から「あれは建屋が吹き飛んだだけなので、大丈夫だと“思います”」 という報道が繰り返かえされました。 しかし、正式に発表があるまで、そんなこと
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