小中一貫教育を卒業論文にまとめた新人教師が現場に立った。 「毎日同じことがない。新鮮な出来事の連続です」 今春開校した東京都品川区立の小中一貫校「日野学園」で、2年生を担任する小林絵里教諭(23)が、充実した表情を見せる。今春、配属された新米教師の卒論のテーマは「小中一貫教育の展望と課題」。そのテーマを、今春開校した一貫校で実践に移す毎日だ。 出身も品川区。ただ、小学校から私立に進み、中学、高校も私立の中高一貫校。小学校時代の教師にあこがれて教職を志す。千葉大学教育学部1年生の時、天笠茂教授(55)の授業で同区の教育改革を学び、関心を抱いた。自分自身も中学校入学時に不安や戸惑いがあったため、特に小中一貫教育への興味を強く持った。 昨春の教育実習先も日野学園の前身の区立日野中学校。学校側に熱意が認められ、その後も指導助手として、今年3月まで週3回、通い詰めた。その間に見て、聞いて、感じた思い
「日本の大学は、企業で即戦力となる高度なIT(情報技術)人材を育成する視点に欠けていた。これは企業や国の責任でもある。韓国や中国、インドなど諸外国にはきちんとしたIT人材育成戦略がある。日本でも産学官が連携し、優秀なIT人材を生み出す仕組みを作らなければならない。日本はいま、欧米はもちろんアジア諸国にも追いつかれ、がけっぷちにある」 トヨタ自動車の張富士夫会長は6月28日、早稲田大学大学院国際情報通信研究科/電子政府・自治体研究所が主催する4日間のセミナー「グローバル e-ガバナンス」において、午後の基調講演に登場。日本経済団体連合会(経団連)の代弁者として、実践的なIT人材の育成状況への危機感を30分にわたり熱く語った。張氏は、経団連の副会長を務める。 経団連は今年5月、「CIO(最高情報責任者)やITプロジェクトマネジャー、組み込みソフトウエア開発者など企業内ITの中核業務を担う高度な
怒りたくないのについつい子どもに対してガミガミとしかりつけてしまう。そんな経験は親なら誰でも持っているはずだ。もちろん必要なときにはしかるべきだが、「しかることがしつけ」だと勘違いしている親もいるのではないだろうか。 23年間、公立小学校の教師として子どもたちに接してきた親野智可等(おやの・ちから)さんは「親がしかりすぎると、子どもは自信を失い、親の愛情への疑いが芽生えてくる。親が思う以上に子どもを傷付けている」と警告する。 親野さんは今年5月に『「叱らない」しつけ』(PHP研究所)という本を上梓した。しからずに子どもを伸ばし、楽しく子育てをするための心構えと方法を説いている。親野さんに聞いた。 「しかる」ことと「しつけ」は違う このごろ、電車や街中で子どもが傍若無人な振る舞いをしているのに、人の迷惑どこ吹く風と「しからない親」が増えている。こうした無責任な親も問題だが、責任感や
著作権問題によって国語の過去問集が入手しづらくなっている。例えば、赤本で有名な教学社からこれまで出版されていた「東大の現代文」「京大の国語」シリーズが絶版となってしまっている。23年分とか25年分に渡って東大や京大の過去問を網羅して収録してくれている国語教師としては非常に有り難い本だったのだが、おそらく著作権の問題で出版できなくなってしまったのだろう。現在、これらの書籍を入手するためには中古を利用するしか手がなく、オークションや古本屋では定価の2倍近くの値段で扱われてしまっている。こんな所にも著作権問題による歪みが現れて始めている。 赤本に続き、センター試験の国語第一問は旺文社の「全国大学入試問題正解」においても「省略」されている。もはや、どの出版社もこの別役実氏の文章を掲載することができなくなってしまったかと思っていたら、なんとZ会の「平成19年用センター試験過去問 英数国 」では、この
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