デフレ競争とは一線を画し、「値下げしない商売のあり方」を経営者の視点で語ってきた大久保恒夫氏が筆を執った日経ビジネスオンラインのコラム「小売業に夢を翔けて」は大きな反響を呼んだ。実際、大久保氏が率いてきた食品スーパーマーケットの成城石井は、景気低迷をモロともせず、堅調に業績と店舗数を伸ばしている。 9月23日、日経ビジネスオンラインの連載をベースに、大久保流企業マネジメントの神髄を書籍にまとめた『実行力100%の会社を作る!』が日本経済新聞出版社から発売になった。 成城石井の社長として過ごした約3年半を大久保氏に振り返ってもらいつつ、小売業の可能性や魅力について語ってもらった。 「小売業に、集団経営体制はなじまない」《前編》から読む ―― 2009年10月には、経営理念をまとめた「成城石井BASIC」という小冊子を社員に配布しました。ここには行動基準や基本方針などが書かれています。 大久保
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