第 2090 回定例研究会報告要旨(2009 年6 月9 日) 『山間部地域の資源活用 -「食べて保全」「使って保全」-』 ・ 飯田恭子 ロエン地方は、ドイツ中央、ヘッセン州とバイエ ルン州、テューリンゲン州の州境に横たわる標高 950m 以下の中級山地である。 ロエンには新石器時代 から人間が住み、3,000 年前には狩猟が広がり、ケ ルト人が入植して開墾すると、狩猟、畑作と家畜の 飼育が行われていた。8 世紀に訪れた修道士はロエ ンを「ブナのくに」と記している。近隣のフルダ市 に教会が建てられ、 ロエンは開墾された。 世紀に 19 は工業地帯から遠い「貧しい人々の土地」と形容さ れ、第二次大戦後に東西ドイツに分割され、州境で 山地も起因して緩やかな近代化を遂げた。 シュヴァルツヴァルトも含めて中央ヨーロッパ の中級山地が、農業の衰退で森林化するなかで、ロ エンの農業で形成された豊か
37外国の立法 224(2005.5) Ⅰ 住民登録法令の沿革 Ⅰ-1 第二次世界大戦まで Ⅰ-2 治安維持から行政情報システムへ Ⅰ-3 国民背番号の挫折 Ⅱ 1980 年の住民登録法大綱法制定 Ⅲ 住民登録法大綱法:2002 年改正法 ――電子政府と個人情報保護―― Ⅲ-1 2002 年改正法の背景 Ⅲ-2 2001 年のデータ保護監察官の決議 Ⅲ-3 2002 年改正法における電子政府関連部分 Ⅲ-4 2002 年改正法における個人情報保護 Ⅲ-5 国民背番号の問題 【身分証明書・旅券の番号】 【納税者番号】 Ⅳ 情報化の中で Ⅳ -1 電子化の進展 Ⅳ -2 「中央登録簿」への懸念 住民が転入、転出を直接住民登録官庁に届 け出る住民登録制度は、「市民と行政がこれほ ど密接なコンタクトをもつ行政分野は他にな く、また、個人情報が特定の官庁―すなわち 自治体の住民登録官庁―にこれほ
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