この号でメルマガ600号になりました。ご愛読感謝いたします。 ひたすら記事をピックアップするだけのメルマガですが、国内外の科学技術政策に関連する情報を収集するなかで、科学技術を取り巻く状況の変化を感じつつ作り続けています。 研究不正に関しては、発行当初から追ってきた問題ですが、いまだ不正はなくならず、科学コミュニティは対策を余儀なくされています。文科省のガイドラインに沿って、各研究機関に「研究倫理教育担当者」が設けられることになっており、先週には担当者の会議がありました。全国から600人もの担当者、関係者が集まりました。 この10年、状況をウォッチしてきたなかでは大きな一歩です。形だけにならないか、どうしたら実効的な教育ができるのか、今後もしっかりみていきます。 今週は東日本大震災4年の日を迎えます。 本メルマガでは、震災直後より震災、原発等の情報の特設ページを設け、いまも情報収集を続けて
「STAP細胞」をめぐる研究不正問題で、理化学研究所は2月10日に関係者の処分を発表した。理研を辞めた小保方晴子氏に対しても「懲戒解雇相当」との判断を示し、およそ1年間にわたって国民的な関心を集めた問題に終止符を打とうとしている。しかし問題にけじめがつけられたとはいえない。不正を調査した理研の調査委員会は昨年12月26日、STAP論文の内容をほぼすべて否定し、「STAP細胞」と称された細胞は
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