ももいろクローバーZはメンバー5人で構成される。写真前列左から、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織。後列左から有安杏果、高城れに 「格闘技界は、冬の時代を迎えている」 何度も繰り返されてきた常套句は、大嘘である。嘘と断じて差し障りがあるのなら、視野の狭さゆえの誤解だ。 確かに“日本のメジャー格闘技のビジネス面”は危機的状況にある。だがリング上で行なわれている試合は決してつまらなくなどないし、視野を世界に広げれば、UFCがアメリカはもちろんカナダ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、さらにはUAE(アブダビ)など各地でビッグイベントを展開。競合が現れない一社寡占状態という問題はあるものの、ここ数年は“有史以来最大の世界的格闘技ブーム”といっていい。 さらに視野を広げることもできる。格闘技を大会や試合だけでなく“格闘エンターテインメント・カルチャー”として捉えてみるのだ。UFCファイターの相次ぐ映
![アイドルが「冬の時代」を吹き飛ばす!?格闘文化の最新型“ももクロ”の魅力。(橋本宗洋)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b0d4d87ca7ade96a1adfca6d9e52add396ea3822/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F2%2F-%2Fimg_42eecd724d17eeaa7178308d13d9eecb237117.jpg)