テアトル新宿で『時をかける少女』再見しました。席が前の方すぎたり(これは遅く入ったので自業自得)、音の反響が気になったり(試写会の音響が良すぎた、あと席が前だから後ろからの音が響いたのかも)、動きやらレイアウトやらを見て感心したりと余計なことばっかりで「二度目だからなあ、やっぱり冷めた目で見ちゃうよなあ、これは残念だけど仕方ないのか……」とか偉そうなことを考えていたんですが、途中からすっかり入り込んで最後は一回目よりも号泣。ああ、泣けりゃいいってわけじゃなくて、副次的に泣かざるを得なかったところがすごい。 いいもんを見たあとは、どうも内省的になる。映画を見ている最中は何も考えないのに、しばらく時間が経つとじわりじわりと身の内に沈んだ澱が浮かび上がってくる。そうだ、泣いてる場合じゃないや、おれもすぐにあとから行くからな*1 関係ないけど上映前の予告で、筒井の『パプリカ』を映画化することを知り