ブックマーク / noisie.jp (5)

  • 脱毛広告がアピールする「主体的な女性」という幻想| 任翅亜(イム・シア)

    街中にあふれる、外見へのコンプレックスを煽る広告たち。 その前提となる外見至上主義に、SNSでは異論を唱える女性も増えている。 美容大国と言われる韓国出身の筆者が脱毛広告をもとに、広告で謳われる「主体的な女性」への違和感をとりあげた。 「脱毛して」「美容整形して」と言わないでほしい 都内に通勤する人は、ほぼ毎日電車に乗るのではないだろうか。 「電車 脱毛」と検索すると、次のキーワードに出てくるのは「多い」と「なぜ」である。 多くの人が何かしらの疑問を抱いているのだろう。 私は通勤のたびに東京メトロを使う。スマホを見る余裕もないほど押し潰される時は、なんとなく電車内広告を見てしまう。 そうすると広告たちは私に「夏の海を満喫したいなら、脱毛しなきゃ」、「シワは化粧では隠せないから、美容整形すれば?」と語りかけてくる。 同じコンプレックス商材の広告には薄毛治療や英会話もあるが、特に「脱毛広告」は

    脱毛広告がアピールする「主体的な女性」という幻想| 任翅亜(イム・シア)
    screwflysolver
    screwflysolver 2020/05/12
    これだけの広告をおそらく男性も目にしているはずなのに「女は毛が生えない」って思ってる人がたびたびいるのがねえ。
  • メディアが生むアスリートに対する敬意の男女差

    学生時代からのゴルフ好きが高じて大学卒業後ゴルフ雑誌の編集部に就職した筆者。 男子プロゴルファーと比べて、女子プロゴルファーへのルックスに偏重した取り上げ方や過度な性的視線に違和感を持つことが多かったという。 メディアの作り手だった頃を振り返り、現在そして未来の業界について寄稿してもらった。 結局、賞金女王はどっち? 最近のできごとで違和感を覚えたのは、昨年の国内女子ツアー最終戦『LPGAツアー選手権リコー杯』の中継だ。今年の賞金女王が決まる大一番であり、当然ながら注目は高まっていた。 もちろん私も注目していた。賞金ランク1位の鈴木愛が逃げ切るか、2位の申ジエが逆転するのか、3位の渋野日向子にも可能性がある。誰が今年の賞金女王になるのか、と。 しかし、テレビ中継はそうではなかった。 とにかくカメラが渋野に集中していて、画面右上にも「逆転賞金女王へ 渋野日向子」と表示されていて、「渋野追いつ

    メディアが生むアスリートに対する敬意の男女差
    screwflysolver
    screwflysolver 2020/01/25
    「ゴルフサバイバル」への言及がなかった
  • 一人称が「僕」の女の子、「僕」から「俺」に武装する男の子【言語学者・中村桃子】

    現代の女性がほとんど使っていないにも関わらず、映画テレビドラマ、小説といったフィクションの中に根強く残る「女ことば」。 前回は女ことば研究の第一人者・中村桃子教授に、女ことばを現代まで守り伝えてきた者の正体について、続く第2回は女ことばと類似する「おネエことば」について訊いた。 最後の第3回は、思春期に入り一人称が「僕」になる女児や、「僕」から「俺」に一人称が移り変わる男児の内面にフォーカスして、言葉の選択の可能性について考える。 一人称が「僕」の女の子たち ――「女ことば」を使う女性がほとんど見られないのに反して、一人称が「僕」の女性は身近にいたという人が少なくないと思います。特に思春期の頃に。 小学校高学年とか、中学に上がる頃ですね。 私が調査したときには、「”女”から逃げたかった」といった言葉を複数人から聞きました。身体が女性として発達していくことへの戸惑いや、社会的に女性性とされ

    一人称が「僕」の女の子、「僕」から「俺」に武装する男の子【言語学者・中村桃子】
  • 「おネエことば」には「ひっくり返す力」がある。ただ、【言語学者・中村桃子】

    現代の女性がほとんど使っていないにも関わらず、映画テレビドラマ、小説といったフィクションの中に根強く残る「女ことば」。 前回は女ことば研究の第一人者・中村桃子教授に、女ことばを現代まで守り伝えてきた者の正体について訊いた。 第1回:ハーマイオニーと女幹部 「女ことば」は男が作る【言語学者・中村桃子】 続く第2回は、ドラァグクイ―ン、「キャンプ」の概念、『クィア・アイ』などを通して女ことばと類似する「おネエことば」について考える。 ――前回は「女ことば」の成り立ちについて伺いました。 女ことばを研究する中で、類似する概念であるいわゆる「おネエことば」についても研究を進めてるんですけど、これまでに出したにはきちんと章立てして載せてないんです。当事者の皆さんのためになるような書きかたにしたいので、もう少しきちんと突き詰めたくて。 当事者の皆さんの中でも、「おネエことば」については思ってること

    「おネエことば」には「ひっくり返す力」がある。ただ、【言語学者・中村桃子】
  • ハーマイオニーと女幹部 「女ことば」は男が作る【言語学者・中村桃子】

    魔法使いの学校に通う眼鏡の少年と赤毛の少年の無茶な提案を、小さな魔"女"がこう諌める。「あら、それはちょっとおバカさんね!」 主演"女"優賞を勝ちとった俳優がこうスピーチする。「このオスカー像は作品に関わったすべての人のものよ! 分かちあうべきだわ」 ただ実際のところ、2人ともこんなことは言っていない。翻訳の過程で添加物を加えられ、ニュアンスが歪められた表現だ。添加物とはすなわち「女ことば」。現代を生きる女性たちがまず使っていないと言っていいその言葉は、なぜかこう呼ばれている。 「女ことばが存在していたほうが都合のいい人たちが、作為的に現代まで残し続けてきた」 そう語るのは「女ことば」研究の第一人者・中村桃子教授。 もうとっくに使われなくなったはずの女ことばを今に伝えているのは誰なのか。それによって歪められ聞こえなくなっているものは何なのか。また当に生きた言葉とは。 『ハリーポッター』や

    ハーマイオニーと女幹部 「女ことば」は男が作る【言語学者・中村桃子】
    screwflysolver
    screwflysolver 2019/12/19
    アメドラの吹き替えだと成人女性が女言葉使わない翻訳増えてるよね/続きは12/23
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