最近読んだ本をまとめて紹介します。 「音楽配信はどこへ向かう?」(小野島大 Kindle) ミュージックマガジンで2008年から連載された音楽配信についてのコラムを収録。この5年間で音楽業界で起きた出来事は、出版業界やAV業界にも起こるのだろうなと改めて実感する。とりあえず現在コンテンツ産業に関わっている人、クリエイターは必読だと思う。しかし、本書では日本でのサービス開始を期待されているSpotifyが、アーチストへの配分が低いとトム・ヨークなどから批判されているなど、やはり問題はマネタイズの方法なんだよなぁとも再認識。 「『ぴあ』の時代」(掛尾良夫 Kindle) 1972年に大学生たちが作った一冊の雑誌「ぴあ」はやがて映画業界、音楽業界にも大きな革命を起こしていく。その熱い過程を描いたノンフィクション。意図的に最も熱い昭和の最後の20年に焦点を当てた構成になっているのだが、やはり休刊に
今年もフジロックの夢のような3日間が終わり、帰宅した自分が最初に何をやったかと言えば、不在の間の『あまちゃん』の録画を見ることだった。あのオープニング・テーマを聞き、天野春子と鈴鹿ひろ美の壮絶な丁々発止に悶絶しながら、自分が「日常」に戻ってきたことを実感したのである。そりゃそうだ。毎日毎朝、あのドラマを見ることで一日が始まるんだから。 そんな個人的感慨はともかく、もはや社会現象とも言える『あまちゃん』。その魅力はさまざまに語られるが、ぼくにとってはまず大友良英の作る音楽である。オープニング・テーマに象徴される、自由奔放に、不揃いに、あちこち飛び跳ね、乱反射して、いつまでも遊ぶことをやめない子どものような躍動感に満ちた音楽の数々、生きることの活力とエモーションをまっすぐに伝えてくる。それはあらかじめ定まったサイズのTV画面に押し込められているのではなく、そこから飛び出して四方八方に拡散してい
2013年6月11日、検索サイト最大手のGoogleが検索結果のランキング変更に関する発表を行いました。 スマートフォン向け検索でのランキングの変更について GoogleのPierre Far氏(ウェブマスタートレンド担当アナリスト)によると、「スマートフォンユーザーへの更なる検索体験の向上と、スマートフォン環境での閲覧の支障を減らすため、Googleでは近日中に、誤った設定をおこなっているスマートフォン向けサイトに影響のある、いくつかのランキングの変更を予定しています」と述べています。 要はスマートフォンユーザーがより快適にサイトのコンテンツを閲覧し、ストレス無く探している情報をすぐに見つけることができるようにする変更なんですが、問題のあるサイト事例として以下を紹介しています。 デスクトップ向けサイトと、スマートフォン向けサイトでそれぞれ別々のURLを用意しているサイトの場合、リダイレク
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