Unicodeには、3つのアポストロフィがある(下図)。このうちU+02BC MODIFIER LETTER APOSTROPHEは、Adobe-Japan1-5以降のcmapを採用しているフォントでのみ利用できる。 U+0027 APOSTROPHEは、ASCIIにおける文字名とあいまいなセマンティクスを、そのまま継承している。ASCII起源の文字に対しては、セマンティクスの追加や削除を行わないというのが、Unicodeの基本的な姿勢である。 U+02BC MODIFIER LETTER APOSTROPHEは、句読点ではなく文字(letter)としてのアポストロフィ(letter apostrophe)であり、たとえば音写における声門閉鎖音の表現などに用いられる。 U+2019 RIGHT SINGLE QUOTATION MARKは、(なじみのある)句読点としてのアポストロフィ(pu