門倉貴史のBRICs経済研究所 日米経済やBRICs経済、VISTA経済、MEDUSA経済、地下経済についてのタイムリーな分析レポートの提供。 BRICs経済研究所(代表 門倉貴史) では表題のレポートを発表しました。概要は下記のとおりです。詳細はHPをご参照ください。 ■ポストBRICsの有力グループ「VISTA」の一角を占めるアルゼンチン経済は、2001年に深刻な債務危機に直面したが、2003以降は構造改革の成果などによって経済が急速に持ち直している。マクロ経済の水準はすでに危機前のレベルを取り戻している。2006年7~9月期の実質GDP成長率は、前年比+8.7%と9%近くの高成長を記録した。成長の内訳を需要項目別にみると、とくに実質GDPの65%を占める個人消費が好調となっており、06年7~9月期における実質個人消費の成長への寄与度は+4.7%となった。政府による貧困対策や好景気で雇