Windows OSの標準機能の1つ「リモートデスクトップ接続」を利用すると、あたかもローカルPCを操作しているかのように、リモートPCのデスクトップをGUIで操作できる(リモートデスクトップの設定方法は、Tech TIPS「【リモートワーク自由自在】リモートデスクトップ遠隔操作活用ノウハウ」参照のこと)。それゆえに、ローカルでできることはリモートでもしたくなるものだ。 例えば、ローカルPC上のアプリケーションで作成したデータファイルをリモートPCに渡して続きの操作を行う、といった使い方はよくあることだろう。 本Tech TIPSでは、Windows 10/Windows 11を対象として、クリップボードを利用してローカル-リモート間でファイルのコピー&ペーストを実行する方法と、できない場合の対処方法、注意すべき制限について説明する。 リモートデスクトップをまたいだコピー&ペースト手順 リ