AIRのファイルシステムコンポーネント概要 前回の記事では、AIRのファイルシステムAPIの基礎となるflash.filesystem.Fileクラスについて詳細に解説した。Fileクラスを用いれば、ファイルやディレクトリの操作を非常に簡単に行うことができるうえ、非同期処理もサポートされている。 だが、AIRの本当の魅力はデスクトップアプリケーション開発に特化した、豊富なコンポーネントが組み込みで用意されていることにある。ファイルシステムAPIに関してもその例外ではなく、以下に示すように、豊富なヴィジュアルコンポーネントが利用可能だ。 ファイル選択、ファイル保存、ファイル複数選択などのダイアログ。OSネイティブのものを使用できるため、機能も豊富で使い勝手も良い。 ファイルシステムのツリー表示、データグリッドを利用した一覧表示などを行えるFlexコンポーネント。バインディングも利用できるので