世界大恐慌に関しては現在では定説があります。 恐慌が終息するには第二次世界大戦が必要だったとか、 米国の場合は公共事業によって恐慌を終息させたとか、 この手の説は単なる俗説であり、誤りです。 世界恐慌の原因は金本位制にこだわった金融政策の失敗であることがわかっています。 実際、金本位制の維持にこだわった国、こだわったがすぐにこだわるのを止めた国、 こだわらなかった国を比較すると、金本位制の維持にこだわらなかった国ほど 恐慌による被害が小さかったことが実証されています。 恐慌からの脱出の主原因も金融政策です。 日本も金本位制にこだわったせいで昭和恐慌を引き起こしてしまいました。 円の価値を維持するために厳しい金融引締(大幅な利上げ)によって 激しいデフレを伴う恐慌が起こってしまったのです。 しかし高橋是清は天才的手腕(運も良かった)で大規模な金融緩和を実施しました。 それによってひどいデフレ
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