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中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。 でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。 広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。 中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめ
魔王ってもっと強大で邪悪で圧倒的で手も足も出ない存在だったじゃないか。 最近は可愛い女の子や幼女が魔王で、何も出来ないし泣き虫だし構ってちゃんだし主人公が手助けするとコロッと惚れるチョロインだし。 もしくは魔王だけど魔王としての性能は皆無でお飾り的存在というのもある。 主人公が魔王のパターンもあるけどこれもあくまで等身大の少年や青年でしかない。 むしろ魔王軍がヘタレ集団だったり弱い。 読者は、何時の世も虐げられてきた魔王および魔王軍=現在の自分の境遇、と重ねあわせているのかもしれない。 だがちょっとまって欲しい。 魔王は僕達にとって超えなければならない壁、試練だったじゃないか。 神社の敷居のように容易く乗り越えてどうする。 泣いている場合じゃないよ魔王。 僕はね、読みたいんですよ。 今のはメラゾーマではない、メラだ、って言っちゃう舐めプ魔王を。 今に第二、第三の魔王が来るよって保険かけるよ
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