漫画や映画のあらすじを無断でまとめたネット上の違法なコンテンツ「ネタバレサイト」や「ファスト映画」が、去年以降警察による摘発が相次いだあとも、依然数百確認されていることが著作権団体などへの取材でわかりました。著作権を持つ制作者側は運営者の特定や削除要請を進めるとともに一般のユーザーに閲覧しないよう呼びかけています。 漫画のセリフなどを丸写しするネタバレサイトをめぐっては、ことし2月に福岡県警が、6月には警視庁が30代から40代の運営者を著作権法違反の疑いで書類送検しました。 また映画を10分程度にまとめた違法な動画「ファスト映画」を投稿していた3人が去年6月に宮城県警に検挙され有罪が確定するなど、漫画や映画のあらすじや結末を短時間で伝える違法なコンテンツの検挙がこの1年間、相次いでいます。 摘発による抑止効果が期待されていますが、CODA=コンテンツ海外流通促進機構によりますと、ファスト映