DNS (Domain Name System)は、ドメイン名(www.nttpc.co.jp等)から対象のサーバーのIPアドレスを教えてくれるシステムです。Webページを見たり、メールをするために、無くてはならないものだということは皆さんご存知かと思います。 そのような重要なシステムであるのにも関わらず、DNSは通信のほとんどにUDP (User Datagram Protocol)を使っていたり、受け取った答えが正しいものかチェックしていなかったりと、大雑把な作りとなっています。それにはさまざまな背景があるのですが、そこを突いた攻撃や脆弱性が最近でも発見されています。 下に攻撃の一例を挙げます。 上記で述べたように、キャッシュDNSサーバー側で受け取った情報が正しいかどうかをチェックしていないため、攻撃者が不正な応答を紛れ込ませると、キャッシュDNSサーバーはその応答を正しい情報として
CloudFlareといえば無料CDNサービスが有名ですが、高機能な無料DNSサービスも提供しています。筆者は趣味で独自ドメインを管理しており、以前はRoute53を使っていたのですが、昨年の2月からCloudFlareを利用しています(参考:「CloudFlareのCNAME FlatteningをGitHub Pagesで使ってみた」)。10ヶ月ほどの運用で全く不満はありません。 独自ドメインでダイナミックDNS さて、せっかく独自ドメインを持っているのですから、ダイナミックDNSも独自ドメインでやりたいところですよね。実は、各種ダイナミックDNSサービスの自動更新を行ってくれるPerl製のツールddclientが最新版3.8.3からCloudFlareに対応しています。これを使えば独自ドメインのダイナミックDNSがお手軽にできるというわけです。 Debianのddclientにパッチ
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