指値注文・成行注文をどう使い分けるべきか、読者より質問をいただいています。今回は、私のファンドマネージャー時代の経験にもとづく、適切な使い分け方を解説します。 指値(さしね)注文とは 株式を売買するときの注文の出し方は、いろいろあります。もっともよく使われるのが、「指値注文」「成行注文」。この2つの注文方法を、しっかり理解して、適切に使い分けられるようにすることが大切です。 指値注文とは、「銘柄」「価格」「株数」を指定して、「買い」または「売り」の注文を出す方法です。取引時間中、1,002円の株価がついている以下のA社株に対し、「991円で100株の買い」とか、「1,019円で200株の売り」のように注文を出すことができます。 <A社株の取引時間中の板(いた)情報> この銘柄に、991円で買い指値をした場合、株価が991円以下まで下がれば、買い約定(やくじょう)が成立します。株価が991円
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