パーソナリティ障害(パーソナリティしょうがい、英語: personality disorder, PD)は、文化的な平均から著しく偏った行動の様式をとり[1][2]、特徴的な生活の様式や他者との関わり方[1]、または内面的な様式を持ち[2]、そのことが個人あるいは社会的にかなりの崩壊[3]や著しい苦痛や機能の障害をもたらしている[2]。青年期や成人早期には症状が始まっている特徴がある[1][2]。症状が著しい苦痛や機能障害をもたらしていないものは、正常なパーソナリティである[4]。 従来の境界例や精神病質の受け皿にあたる概念である。以前は、人格障害(じんかくしょうがい)の訳語が当てられていたが、烙印[5]あるいは偏見的なニュアンスが強いことから現在の名称に変更された[6]。なお以前は同様の意図から性格障害と言われることもあった。[5][6]。ほかの以前の呼称は別の訳語である性格障害、他に性