『鏡の国のアリス』(かがみのくにのアリス、英: Through the Looking-Glass, and What Alice Found There)は、1871年に発表されたルイス・キャロルの児童小説。『不思議の国のアリス』(1865年)の続編である。 前作では不思議の国を冒険した少女アリスが、今作では鏡を通り抜けて異世界(鏡の国(英語版))に迷い込む。前作と同様、文中には様々な言葉遊びやパロディがちりばめられているが、即興で作られた話がもととなっている前作とは異なり、はじめから出版を意図して作られた今作の物語はより知的な構成がとられており[2][3]、アリスをはじめとする登場人物たちはチェスのルールに従って、桝目で区切られた鏡の国の中を行き来する。 また今作ではハンプティ・ダンプティやトゥイードルダムとトゥイードルディーといった、マザー・グースに由来するキャラクターが登場するほか