並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 3 件 / 3件

新着順 人気順

しければ 古文の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • ④火を吹く妖怪と口裂け女 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    今回と次回は、ほんの少しだけ、今回の「油盗老女の運命は?~井原西鶴「身を捨てて油壺」『西鶴諸国はなし』~」にお寄せいただいたブコメにお返事をヾ(๑╹◡╹)ノ" ほとんどブコメにお返事ができませんが、必ず全て目を通させていただいておりますよ!ヾ(๑╹◡╹)ノ" id:Kitajskaya さん 老女の結末は可哀想でしたね。射落とされた首は口から火を吹くとありますが、江戸時代にもこのような描写があったことには驚きです。怪獣映画には怪獣が口から火を噴きますが、その原点はここだったのでしょうか? さすがにルーツまでは未調査ですが、火を吹く妖怪は、「身を捨てて油壺」以外にも、この時代、ちょこちょこ見かけるんですよヾ(๑╹◡╹)ノ" 一例をあげますと、「身を捨てて油壺」以前の作品では、『曽呂里物語』に出て来る鬼女とかヾ(๑╹◡╹)ノ" 『曽呂里物語』[寛文三(一六六三)年刊]巻1の3 ※北海道大学附属

      ④火を吹く妖怪と口裂け女 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    • ⑤姥が火は今でも出るの??? - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

      それでは、もう一つだけ、ご質問にお答えしましょう。 id:kaze_no_katami さん 今はもう「老女の首」は出ないのでしょうか?😱 とりあえず、河内国枚岡の姥が火について書かれている資料を年代順に見て行きましょうか。 【目次】 【①『河内鑑名所記』(三田浄久作、延宝七[一六七九]年刊)巻五 】 【②『西鶴諸国はなし』(井原西鶴作、貞享二[一六八五]年刊)巻五の六「身を捨てて油壺」] 【③『和漢三才図会』(寺島良安編、正徳二[一七一二]年成立)巻七十五】 【④『和漢三才図会』(寺島良安編、正徳二[一七一二]年成立)巻五十八】 【⑤『諸国里人談』(菊岡米山作、寛保三 [一七四三]年刊)巻三】 【⑥『画図百鬼夜行』(鳥山石燕作、安永五[一七七六]年刊)】 【①『河内鑑名所記』(三田浄久作、延宝七[一六七九]年刊)巻五 】 『河内鑑名所記』(三田浄久作、延宝七[一六七九]年刊)巻五 ※参

        ⑤姥が火は今でも出るの??? - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
      • ③油盗老女の運命は?~井原西鶴「身を捨てて油壺」『西鶴諸国はなし』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

        ※下に現代語訳と解説がちゃんとあります。 井原西鶴『西鶴諸国はなし』貞享二(1685)年刊 西鶴諸国はなし : 大下馬. 巻5 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しております。 【原文】 中にも弓《ゆみ》の上手《じやうず》有つて、雁股《かりまた》を引《ひ》つ銜《くハ》へ、狙ひ澄まして放ちければ、彼《か》の姥《うば》が細首《ほそくび》を落としけるに、そのまゝ火《ひ》を吹きだし、天に上がりぬ。 夜《よ》明けて能《よ》く/\見れバ、此の里の名立《なだち》姥也。 是を見て、一人も不憫《ふびん》と言ふ人無し。 其れよりも夜《よ》な/\出て、往《ゆ》き来の人の心玉《こゝろだま》を失ハしける。 必ず此の火《ひ》に肩を越されて、三年と生き延びし者《もの》ハ無し。 今、五里《ごり》三里の野《の》に出けるが、一里を飛び来る事、目振

          ③油盗老女の運命は?~井原西鶴「身を捨てて油壺」『西鶴諸国はなし』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
        1