『DEATH NOTE』や『カイジ』、『ちはやふる』や『NANA-ナナ-』といったタイトルは、普段アニメや漫画にあまり触れない人でも、聞き覚えがある作品だと思います。 これらは映像化から10年前後経った今も、新しい世代や海外のファンの間で楽しまれている作品達です。 アニメの製作本数が多く人気の移り変わりも激しい昨今、こうした息の長い作品達はどのように生み出されているのでしょうか。 現在アニメ第3期が放映中の『ちはやふる』をはじめ、上記のヒット作品を数多く手がけてきた日本テレビのアニメ統括プロデューサー・中谷敏夫氏に、10年続くアニメづくりの実態を伺いました。 日本テレビ・中谷敏夫氏(写真撮影:倉増崇史)テレビ局とアニメの関係―アニメの製作において、テレビ局はどのような関わり方をしているのでしょうか。 最近は、アニメが制作されてから放送局が決まるパターンも増えてきたので、テレビ局の仕事=出来