ANA(全日本空輸)は、国内の航空会社で初めて総2階建て飛行機エアバスA380型機(520名定員)を5月24日より成田~ホノルル線に投入した。6月末までは週3往復で投入され、7月以降は週10往復がA380型機で運航される。 世界一大きな飛行機はウミガメをデザインした特別塗装機 成田空港では既にタイ国際航空やシンガポール航空などが一部便をA380型機で運航しているが、国内の航空会社としては初めての就航ということで出発前には盛大に就航セレモニーが開催された。ANAの平子裕志社長は「待ちに待った瞬間がやってきた。世界一大きい飛行機で、横幅が80メートル、胴体の長さが73メートルあり、横幅の方が広い飛行機で、背の高さ(尾翼の高さ)が24メートルあり、ざっと街のビルの8階建てに相当する。機体デザインコンテストで募集した2200点から選ばれたホヌ(ウミガメ)のデザインが飛ぶ。かわいいという声を頂戴して