患者数が少ない希少・難治性の病気111種について知ってもらおうと、病気の情報が「オーファネットジャパン」(http://www.orpha.net/national/JP-JA/)のウェブサイトで公開された。専門医の監修した治療法や症状の情報が無料で見られる。 日本やイギリス、ドイツなど約40カ国が加わる国際機関「オーファネット」(本部・フランス)が集めた難病情報の一部を日本語訳して公開。オーファネットジャパンのナショナルコーディネーター、川本篤彦さんは「希少疾患は診断が難しいので、患者本人だけでなく、医師にも役立ててほしい」と話す。 病気については国内にも患者がいるが、医療費の補助がある国の指定難病には選ばれておらず、情報が少ない病気を中心に載せた。 目や耳などに症状がでる「キャットアイ症候群」▽耳や目、脊椎(せきつい)に異常がでる「ゴールデンハー症候群」▽知的障害や脊椎の癒合がみられる