12月24日、夕方。 本日幾度目かの目覚め。のそりと起き上がり、身体の調子を確認する。 やはり私とワクチンの相性は良いらしい、あいつは私を熱くしてくれる。 予想通りの想定通り、スキージャンプのK点越えよろしく、またもや体温は39度を華麗に超えていった。朝鮮半島ですら38度で止まっているというのに。仁川上陸作戦が上手く行き過ぎたのだろうか、中国人民志願軍が弱すぎたのだろうか。私の中の金日成と彭徳懐は38度軍事境界線を確保できておらず、板門店に至れていない。 何を言っているかは分からないが、とにかく早く停戦して欲しい。いや、まあ、38度で止まられても困るが。 発汗が止まらないほどに暑く、震えが止まらないほどに寒い。掛け布団を蹴り飛ばしたいほど暑いのに、電気毛布に包まらなければ凍えそうなほど寒い。 自律神経がおかしくなっている事だけは間違いない、ならば感覚ではなく常識に従うべきだろう。つまりは水