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セルゲイ・コロリョフの検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 『なめらかな世界と、その敵』の感想と解説(ネタバレなし)|卜部理玲

    発売前にして既に重版決定、いま最も注目されているSF作家と言っても過言ではない、幻のSF作家。それが伴名練さんです。今回はその伴名練さんのはじめてのSF作品集『なめらかな世界と、その敵』の紹介と感想、そして解説を行っていきたいと思います。 ここまで読んで不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。はじめてのSF作品集なのに、なぜそんなに話題になっているのだろう、と。その疑問を解決するために、まず簡単に作者である伴名練さんの紹介から行っていきます。 先ほども申し上げました通り、本作『なめらかな世界と、その敵』は、伴名練さんのはじめてのSF作品集です。もともと伴名練さんは知る人ぞ知る幻のSF作家で、しかも作品のほとんどが同人誌に掲載されるため入手が難しいことでも知られています。しかしながら、その作品の完成度の高さから、年に一度発表される新作を手に入れるだけことを目当てに、わざわざ地方からSFイベント

      『なめらかな世界と、その敵』の感想と解説(ネタバレなし)|卜部理玲
    • 片道切符だった、宇宙で死んだ犬の話 | VAIENCE

      半世紀以上前のこと、『ライカ』と呼ばれる一匹のメス犬が人類の手によって宇宙へと打ち上げられた。ライカは宇宙を初めて飛行した”生物”であるが、その光の裏には壮絶な物語が隠されていた。光と闇というものは、やはり表裏一体なのであろうか。 何か目立つ物を打ち上げてくれないかね… 1957年10月4日、ソ連が人類初となる人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功し、世界中が新時代の幕開けに歓喜した。一夜明け、当時ソ連を率いていた共産党第一書記ニキータ・フルシチョフは一仕事を終えて休暇に出ていたソビエト連邦最初期のロケット開発指導者セルゲイ・コロリョフを呼び出した。そして、フルシチョフはコロリョフにこう言った。 『革命記念日までに何か目立つ物を打ち上げてくれないかね』 革命記念日までは1カ月を切っていた。しかし、第一書記の頼みを断るわけにはいかない。コロリョフはしばしの検討の後、フルシチョフの頼みを

        片道切符だった、宇宙で死んだ犬の話 | VAIENCE
      • なぜガガーリンの宇宙服は写真に撮られてはいけなかったのか

        実際、着陸後に撮られた写真では、宇宙飛行士はソビエト時代の「ヴァトニク」(19世紀半ばに制服としてロシア帝国軍に採用され、後には囚人も着るようになった綿入り上着)に似たジャンパーを着ている。実はこれは保温服「B-3」で、ガガーリンはこれを宇宙服の下に着ていた。だが宇宙服はどこにも見当たらない。 なぜ宇宙服を隠す必要があったのだろうか。 宇宙服なしで飛べ 人類初の宇宙飛行士のための宇宙服を巡って展開した戦いは緊迫していた。最初に宇宙へ行く人間――このような危険な旅に出る者に何を着せるべきだろうか。 今では馬鹿らしく思えるが、当時専門家の一部はユーリー・ガガーリンが保温服だけで宇宙へ行けると真剣に考えていた。保温服は着陸後や着水後に宇宙飛行士を低温から救うことを目的としたもので、宇宙で船の気密性が破られれば全く役に立たなかった。つまり、宇宙飛行士に宇宙服なしで旅に行かせようとしたのだ。 このよ

          なぜガガーリンの宇宙服は写真に撮られてはいけなかったのか
        • 片道切符だった、宇宙で死んだ犬の話|気になる宇宙

          半世紀以上前のこと、『ライカ』と呼ばれる一匹のメス犬が人類の手によって宇宙へと打ち上げられた。ライカは宇宙を初めて飛行した”生物”であるが、その光の裏には壮絶な物語が隠されていた。光と闇というものは、やはり表裏一体なのであろうか。 何か目立つ物を打ち上げてくれないかね…1957年10月4日、ソ連が人類初となる人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功し、世界中が新時代の幕開けに歓喜した。一夜明け、当時ソ連を率いていた共産党第一書記ニキータ・フルシチョフは一仕事を終えて休暇に出ていたソビエト連邦最初期のロケット開発指導者セルゲイ・コロリョフを呼び出した。そして、フルシチョフはコロリョフにこう言った。 『革命記念日までに何か目立つ物を打ち上げてくれないかね』 革命記念日までは1カ月を切っていた。しかし、第一書記の頼みを断るわけにはいかない。コロリョフはしばしの検討の後、フルシチョフの頼みを引

            片道切符だった、宇宙で死んだ犬の話|気になる宇宙
          • 小ロシア - Wikipedia

            この項目では、小ルーシについて説明しています。チャイコフスキー作曲の楽曲については「交響曲第2番 (チャイコフスキー)」を、ロシア帝国の県については「小ロシア県」を、その他のルーシについては「ルーシ」をご覧ください。 小ロシア(しょうロシア)あるいは小ルーシ(しょうルーシ、ギリシア語: Μικρά Ρωσία[1])は、東欧の地名で、ルーシ人の本土を指す用語であり、ウクライナの旧称の一つである。14世紀にギリシャ正教会[2]の行政概念として登場したものの、17世紀以降にロシア帝国の政治概念に変貌していった。20世紀初頭よりウクライナの蔑称として用いられる。 概要[編集] 「小ロシア」(小ルーシ)の用語は、14世紀のギリシャの聖職者によって作り出されたとされる。13世紀半ばにキエフ大公国(ルーシ)がモンゴル帝国に滅ぼされ、その大公国の後継者としてハールィチ・ヴォルィーニ大公国(南西ルーシ)と

              小ロシア - Wikipedia
            • ロシアの有人宇宙船「ソユーズMS-22」打ち上げ 約3時間でISSへ到着

              【▲ 有人宇宙船「ソユーズMS-22」を搭載して打ち上げられた「ソユーズ2.1a」ロケット(Credit: NASA/Bill Ingalls)】ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスは日本時間9月21日夜、「ソユーズ2.1a」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた有人宇宙船「ソユーズMS-22 “K・E・ツィオルコフスキー”」は無事軌道へ投入され、国際宇宙ステーション(ISS)に到着したことが、ロスコスモスやアメリカ航空宇宙局(NASA)から発表されています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■ソユーズ2.1a(ソユーズMS-22、68S)打ち上げ日時:日本時間2022年9月21日22時54分【成功】 発射場:バイコヌール宇宙基地(カザフスタン) ペイロード:有人宇宙船「ソユーズMS-22 “K・E・ツィオルコフスキー”」 ソユーズMS-22にはロスコスモスのセルゲイ・プロコ

                ロシアの有人宇宙船「ソユーズMS-22」打ち上げ 約3時間でISSへ到着
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