(出典:大学通信) 1988年の入試は、東大と京大を併願することができたレアケースだった点、また、前年に現役合格者が多いとその分翌年の東大合格者数が減ってしまう「隔年現象」などを除いて考えたとしても、趨勢が変化していることが見て取れます。 ちなみに、東大合格者数の増減の要因は「隔年現象」だけではなく、ある年の合格者数が多かった場合、翌年の入試に優秀な受験生が集まることから、その学年が大学を受験する7年後にも同様に高い合格実績が見られる「7年後現象」という好循環も存在します。 中でも、1988年のランキングでは圏外だった「渋谷教育学園幕張」や「日比谷」がそれぞれトップ10にランクインしており目を引きます。両校とも、東大進学実績を伸ばし、進学校としての地位を確立させるために戦略的な改革を行なってきました。 カリキュラムを見直し、受験指導を強化した結果、東大合格者が増えた公立高校 東大をはじめと