» いま長期休業中のサブカル喫茶店はどうなっているか? 阿佐ヶ谷「よるのひるね」の店主に話を聞いてみた 特集 どこの街にも憩いの店がある。飲み屋だったり喫茶店だったりと様々だが、ほぼ全ての店がこのコロナ禍で厳しい現状に置かれている。自粛中の休業の末、そのまま閉店してしまったりと寂しい末路を辿っている店は少なくない。 東京・阿佐ヶ谷にある、サブカルの聖地といわれている夜の喫茶店「よるのひるね」。この店もコロナ禍で休業を余儀なくされたひとつである。5月1日より長期休業しているが、一体どうなっているのだろうか? まずは簡単にお店の歴史から紹介していこう。 JR中央線阿佐ヶ谷駅北口徒歩30秒。飲食店がひしめく一角にその店はある。赤い煉瓦が印象的なレトロな建物に、タツノオトシゴのイラストが可愛い看板。夜の喫茶店と謳(うた)う「よるのひるね」は2002年にオープンした。 もともと池袋の詩歌専門の書店で