ヤクルトから国内フリーエージェント(FA)権を行使した小川泰弘投手(30)が残留を決断したことが24日、分かった。複数の球界関係者によると、この日までに球団側へ残留の意思を伝え、獲得に乗り出していた日本ハム側には断りの連絡を入れたもよう。これまで複数回の残留交渉で4年総額8億円規模の大型契約を提示されており、愛着のあるチームに骨を埋める決断を下した。 【写真】つば九郎、小川に「ざんりゅうしてよかった」 「人生の分岐点」-。シーズン終了後にそう口にしていた小川が熟考の末に「生涯スワローズ」を決断した。 親しい関係者には、「苦楽をともにしてきたチームメートがいる、このチームでまた優勝したいという思いが強くなった。厳しいチーム状況の中で、なんとかはい上がっていくことも挑戦の一つ」と明かしたという。すでに愛着のあるヤクルトに残留の意思を伝え、獲得に乗り出していた日本ハム側には断りの連絡を入れたもよ