【特別寄稿】バーチャル建築家の語る“未来の空間”の作り方 思想編 2019年3月にVRchat内で行われた展示即売会「バーチャルマーケット2」。会場には3Dアバターや3Dモデルなどが数多く集まり、大きな盛り上がりを見せました。 会場である「バーチャルミュージアム」を設計したのは、バーチャル建築家の番匠カンナさんです。今回はバーチャル空間で常日頃から建築物を設計している番匠さんに、構想から建設に至るまでの背景について語ったものを寄稿してもらいました。(番匠さんの普段の活動について知りたい場合はこちら) ※本記事は、番匠カンナ@バーチャル建築家さんのnote「バーチャルミュージアム・思想編」を元にしています。 2019年3月8~10日の3日間、VR空間上で開催された『バーチャルマーケット2』は、VR史に残る人類の挑戦だった。 ここではバーチャルマーケット2(以下、Vケット2)そのものの説明は省