パスワードを盗もうとしたAndroidとiPhoneのマルウェアアプリが、最大100万人のFacebook(フェイスブック)ユーザーを標的にしていたことが、米国時間10月6日にMeta(メタ)が公開した報告書でわかった。 そのマルウェアは昨年発見されたもので、画像エディターや、ブラウザーを高速化したりブロックされているウェブサイトをアクセスできるとする仮想プライベートネットワーク(VPN)、モバイルゲーム、ライフスタイルトラッカーなど、さまざまな種類のアプリになりすましていた。ユーザーの顔写真をアニメに変換すると約束したり、占星術を提供するものもあった。それらのアプリはすべて、Apple(アップル)とGoogle(グーグル)のセキュリティ検査をすり抜け、両テック巨人の公式アプリストアに入り込んでいた。 マルウェアのやり口はシンプルだったとメタの脅威対策責任者デビッド・アグラノヴィチがメタの