2022年に入り、2月・3月と住宅ローンの固定金利が相次いで上昇している。3月は固定金利の代表格であるフラット35の金利(※)が1.44%(+0.08%)と約3年ぶりの高水準になっており、低金利が続く変動金利との金利差が拡大している。 固定金利上昇の背景にはアメリカでの深刻なインフレ(物価上昇)や金融政策の引き締めの煽りを受けた、日本の長期金利(10年国債利回り)の上昇がある。 固定金利が上昇する中、将来的に変動金利が上がってしまうことを心配する方も多いことだろう。 そこで今回、住宅ローンの固定金利が上昇している中での株式会社MFSが提供する住宅ローン比較サービス「モゲチェック」のユーザーの声や、今後変動金利がどうなっていくのかの見通しについて解説する。 ※買取型/フラット35S適用/融資比率9割超/団信加入/借入期間21〜35年の場合 第1章:固定金利の上昇とユーザーの声 ■(1−1)ユ