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ホルヘ・ルイス・ボルヘス 幻獣辞典の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 足を舐める悪魔?1921年のイランの写本に描かれた奇妙な怪物たち : カラパイア

    アルゼンチンの伝奇作家ホルヘ・ルイス・ボルヘス。彼が自分の迷宮世界と結びつけたその人生は、ある種、図書館員のような人生だ。そこに並べられた小説は、彼が自分の文章を通して織り込んだ隠れた学術的参考文献ともいえる。 ボルヘスは、こうした文献的傾向をノンフィクション『幻獣辞典』に気まぐれに持ち込んだ。この本は、世界中に伝わる昔の民話や神話、悪魔学の話から、異質なクリーチャーたちを一挙にまとめたものだ。

      足を舐める悪魔?1921年のイランの写本に描かれた奇妙な怪物たち : カラパイア
    • 現実を侵食するフィクション【星雲賞ノミネート記念:『ダークウェブ・アンダーグラウンド』】|kzwmn

      このたび拙著『ダークウェブ・アンダーグラウンド』が第51回星雲賞ノンフィクション部門にノミネートされたことを記念して(なにせこのようなことは一生に一度クラスのことだと思うので)、本書の中から「補論2 現実を侵食するフィクション」を全文公開いたします(出版社の許諾は得ています)。 * * * 冥界としてのサイバースペース筆者が「TSUKI Project」の存在を知ったのは2017年、海外のテック系WEBメディア「マザーボード」の記事を通じてだったと記憶している。 「サイバーパンクな死後の生を約束する謎の4chan宗教」と題されたその記事では、「TSUKI Project」は「アニメ自殺カルト教団(anime suicide cult)」と、やや扇情的に表現されていた。記事には 「TSUKI Project」の公式サイトからのキャプチャ画像が貼られており、そこには東京を思わせる街並みを背景に

        現実を侵食するフィクション【星雲賞ノミネート記念:『ダークウェブ・アンダーグラウンド』】|kzwmn
      • 文春オンラインの「「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害” 」という記事について - 妖怪と、人類学的な雑記

        1.問題の要点 2.それは炎上だったのか? 3.ツイッター民俗への誤解 4.「風評被害」は強い言い方でしょう? 5.炎上理由――民俗を愛好する輩からの反発だ! 6.妖怪研究者とマニアが結託している? 7.発狂倶楽部という親密圏 8.妖怪研究者はマニアと線引きできていない? 9.歴史マニアに問題はある、それでは妖怪マニアには? 10.「親密圏」からの攻撃? 11.役に立つことへの強迫 12.まとめ――文春オンラインの記事はなんだったのか 先日、文春オンラインにて以下の記事が公開された。筆者は在野の民俗学者・室井康成氏である。 bunshun.jp 短い記事だが念のため要約する。 昨年12月、室井氏が「民俗学を代表するイメージとして妖怪と夜這いがあるのは風評被害である」とツイート(以下Tw)したところ、妖怪研究者および妖怪マニアから総攻撃を受け、炎上した。なぜ炎上したのか。室井氏は、自身の書き

          文春オンラインの「「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害” 」という記事について - 妖怪と、人類学的な雑記
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