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ボブ・ディラン ジョージ・ジャクソンの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • パンサーの亡霊たち――ヒップホップと68年―― - 韻踏み夫による日本語ラップブログ

    君たちにブラック・パンサーの同志を殺し、ゲットーを戦車で押しつぶす権利があるのなら、我々にも、ニクソン、佐藤、キッシンジャー、ド・ゴールを殺し、ペンタゴン、防衛庁、警視庁、君達の家々を爆弾で爆破する権利がある(頭脳警察「世界革命戦争宣言」) 銃が鳴り響くフッドに、ブルースを歌う。「Hood Gospel」のT-Pablowは、何一つ持たぬ身から成り上がった現在までを語る。「クソ貧乏な少年は隠してた/本音を隠すのをやめたらラップしてた」。しかし、それだけか。「武道館のネジをゆるますほどの低音」。ここではなぜ「ヒップホップ」でなく、「ブルース」「ゴスペル」と言われるのか。低音はそのような過去と響きあい、現在の「ネジ」をゆるめて、そしてその隙間からある歴史が漏れだそうとしているのではないか。 「いまだ雨風にハスラーは打たれてる/伝説のギャングたちは無期か路上で撃たれてる」。無名のハスラーたちや伝

      パンサーの亡霊たち――ヒップホップと68年―― - 韻踏み夫による日本語ラップブログ
    • 今アンジェラ・デイヴィスを知るべき理由――訳者まえがき|Web河出

      試し読み 単行本 - 政治・経済・社会 今アンジェラ・デイヴィスを知るべき理由――訳者まえがき 浅沼優子 2021.03.02 『アンジェラ・デイヴィスの教え――自由とはたゆみなき闘い』 アンジェラ・デイヴィス著 浅沼優子訳 46判/本体3,300円(税別)/256ページ 黒人として、女性として、つねに時代の困難に向き合ってきた思想家=活動家、アンジェラ・デイヴィス。レイシズム、フェミニズム、インターセクショナリティ、アボリショニズムなど、彼女が50年以上の歳月をかけて伝え続けてきたメッセージが凝縮した主著『アンジェラ・デイヴィスの教え――自由とはたゆみなき闘い』がいよいよ刊行されます。これからの世界を想像する上で不可欠な一冊、その一端を訳者である浅沼優子さんの「まえがき」からお届けします。 * なぜ今読まれるべきか 刊行から5年が経過した今、なぜ日本語でこの本が読まれるべきなのか。まず一

        今アンジェラ・デイヴィスを知るべき理由――訳者まえがき|Web河出
      • 【レビュー】『1971:その年、音楽が全てを変えた』:現在ともシンクロする当時の社会状況を描く

        Apple TV+にて、2021年5月21日に配信されたドキュメンタリー・シリーズ『1971:その年、音楽が全てを変えた』(原題 1971: The Year That Music Changed Everything)。 『AMY エイミー』『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』などのドキュメンタリー作品の映像制作チームが手掛けた全8話のシリーズについてコラムニストの山崎まどかさんに寄稿頂きました。ドキュメンタリーの配信はこちら。 <関連記事> ・1971年に発売されたアルバム・ベスト50選【動画付】 ・1971年に生まれた名作と当時の社会的/政治的背景を描くドキュメンタリーが5/28配信 1971年という年 Apple TV+で配信されているドキュメンタリー・シリーズ『1971:その年、音楽が全てを変えた』(以下:1971)で描かれているのは、タ

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