作業服大手のワークマンが、今年6月にブランド初となるランドセルを発売し、同市場に参入することがわかった。 発売されるのは「ZSG03 スチューデントデイパック」なる商品。一般的な本革製のランドセルとは異なり、ナイロンを用いることで軽量かつ税込8,800円という低価格を実現。さらに、同社がこれまで職人向けに生産してきたバッグのノウハウも活用したことでの、機能性の高さもウリだという。 同商品は、公式オンラインストアで注文を受け付け、店舗受け取りという販売形式で、カラーは現状ブラックのみだという。 異業種の参入が相次いでいるランドセル市場 日本かばん協会に属する業界団体であるランドセル工業会が公表した「ランドセル購入に関する調査 2023年」によると、2023年入学の児童が背負うランドセルの平均購入額は5万8,524円で、前年の5万6,425円と比べて2,000円以上もアップしているとのこと。