ヒマラヤは古代インドの言葉・サンスクリット語ではヒマ・アラーヤ、雪の住処を意味する言葉です。地球上で最も高い標高を有するヒマラヤ山脈は西はパキスタン北部カラコラム/ヒンドゥークシ山脈に繋がるインダス川源流域より、東はブマプトラ川が西へと流れを変える大屈曲部に至るまでの東西2,000キロを超す巨大な山脈です。そのヒマラヤ山脈の北部に横たわる広大なチベット高原には多くの氷河が存在し、北極と南極に続く大規模な氷を蓄積する「第三の極」とも「世界の屋根」とも呼ばれております。 一番上に置いた写真はシスパーレ(7,610m)等の七千メートル級の山々に囲まれた北部パキスタンにあるパス―大氷河で、その次のは中国雲南省北部のヒマラヤ山脈へ続く雪山は五千メートル級を誇る山脈です。今回はそのヒマラヤ山脈を超えた北側に広がるチベット高原を妻と旅行した話しをユルユル/溜溜と書いてみました。掲載している写真のうち色褪