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中沢啓治 左翼の検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 精神病患者としての左翼──岡田索雲『ようきなやつら』感想|ンジャメナ

    先週公開された岡田索雲の短編漫画「アンチマン」が面白かったので、作者の過去作である単行本『ようきなやつら』(双葉社)も読んでみたところ、予想外な面白さがあったので、感想を書いておく。以下、ネタバレ要素があるので、買う予定がある人は買って読んでから見てほしい。 ◆ゴリゴリの左翼マンガ この単行本は、「妖怪読切シリーズ」として書かれた5つの短編──「東京鎌鼬」「忍耐サトリくん」「川血」「猫欠」「峯落」「追燈」──に、書き下ろし漫画「ようきなやつら」を加えてまとめた短編集だ。読み切りなので、各エピソードはある例外(後述)を除いて独立している。語られるテーマも多岐に渡り、単純化することは難しい。 しかし、誰が読んでも共通して持ちそうな疑問が一つだけある。それは、「この単行本はなぜこんなに〝ゴリゴリの左翼〟なのか?」というものだ。 たとえば、「川血」は日本の人種差別、「峯落」はMeToo運動を間接的

      精神病患者としての左翼──岡田索雲『ようきなやつら』感想|ンジャメナ
    • 【『はだしのゲン』平和教材から削除】唯一の被爆国たる自覚と責任を忘れた愚かな日本人たち。 - ioritorei’s blog

      日本を蝕み続ける属国根性と無責任体質 『はだしのゲン』平和教材から削除 『はだしのゲン』平和教材から削除 『はだしのゲン』とは あらすじ 『はだしのゲン』平和教材から削除…日本を蝕み続ける属国根性と無責任体質 唯一の被爆国たる自覚と責任を忘れた愚かな日本人たち 広島と長崎の市長がプーチン大統領へ訴えたこと 『はだしのゲン』とは 『はだしのゲン』は、中沢啓治先生による日本の漫画作品。 中沢先生自身の原爆による被爆体験を元にした自伝的な内容である。 同漫画を原作として実写映画やアニメ映画・テレビドラマも製作された。 戦中戦後の激動の時代を必死に生き抜こうとする主人公・中岡ゲンの姿が描かれている。 自伝的な作品で、作中のエピソードの多くも中沢が実際に体験したことである。 作者は当作を反戦漫画として描きたかったのではなく、それ以上に「踏まれても踏まれても逞しい芽を出す麦になれ」という「生きること」

        【『はだしのゲン』平和教材から削除】唯一の被爆国たる自覚と責任を忘れた愚かな日本人たち。 - ioritorei’s blog
      • 単行本はまったく売れなかった⁉︎『はだしのゲン』がベストセラーになった真実 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

        〽貧しさに負けた いえ世間に負けた この街も追われた いっそきれいに死のうか (さくらと一郎『昭和枯れすゝき』) 1975(昭和50)年。サイゴン陥落によりベトナム戦争終結し世界情勢は次のステージへと歩み出す一方で、日本国内ではあちこちで爆弾が爆発する政治の季節が続いていた。1973(昭和48)年のオイルショックを機に高度成長期は終わりを告げ、70年安保の敗北とシンクロする沈滞のムードに人々は身を委ねてした。 再びやってきた不安にまみれた明日なき日々を忘れるかのように哀愁漂う歌がちまたには流れていた。 そんな時代、あるマンガ作品が痛烈な批判を浴びていた。 「予想以上に平凡」 「マンガ作品としてダメ」 「文章表現も下劣」 作家・大江健三郎(おおえけんざぶろう)のような熱い支持者がいる一方で、このような罵声にも近い批判の集中砲火を浴び「マンガなんて」と顔をしかめられた作品。 それが中沢啓治(な

          単行本はまったく売れなかった⁉︎『はだしのゲン』がベストセラーになった真実 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
        • 儲かっている中小企業の二代目が「ネット右翼のパトロン」になりがちな根本原因 「貧困層の憂さ晴らし」とは逆の真実

          ネット右翼とはどういう人たちなのか。元ネット右翼で文筆家の古谷経衡氏は「実生活に不満を持つ貧困層だという通説があるが、誤解だ。ネット右翼には、世襲の小自営業者や定年後の元企業戦士といった中産階級が多い」という――。 デモや集会で見えた「顔の見えないネット右翼」の正体 中沢啓治の代表作『はだしのゲン』は誰しもが読んだことのある傑作漫画である。原爆投下前の広島で、反戦主義者のゲンの父・中岡大吉を「非国民」と決めつけ、執拗しつような誹謗中傷を主導したのは、「町内会会長」こと鮫島伝次郎であった。 鮫島は被爆するが生き残り、戦後は反社勢力と結託して広島県議会議員に登り詰める。が、原爆投下前の時点では単なる町内の名士に過ぎず、大資本家でも財閥の重鎮でもない、いわば中産階級であった。 丸山眞男は1930年代に勃興した日本型ファシズムの「下から」の担い手を「中間階級第一類」と名付けた。それは中小・零細企業

            儲かっている中小企業の二代目が「ネット右翼のパトロン」になりがちな根本原因 「貧困層の憂さ晴らし」とは逆の真実
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