西武の5年目・高橋光成投手(22)が10日のロッテ戦(ZOZO)で、6回以外は毎回走者を背負う苦しい投球ながら、7回途中3失点(自責1)と要所を締め、約2か月ぶりとなる8勝目(5敗)を挙げた。 将来のエース候補として日々苦悩する右腕は「試合前のブルペンがいつも以上によかったので慎重になりすぎた。今日はたくさん点を取ってもらった野手の皆さんのおかげです」と、強力打線による11安打8得点の援護に感謝した。 その高橋は、全国高校野球選手権大会(2013年=第95回大会)の優勝投手でもある。当時、群馬代表・前橋育英の2年生エースだった高橋は本大会6試合中、5試合(計50回)で完投(うち2試合完封)し、自責点2、防御率0・36の圧倒的な数字で同校初の全国制覇に貢献。一躍全国にその名をとどろかせた。 高橋は「基本的にピッチャーは2人。(5試合を勝ち上がった)群馬県大会も含めて基本的に自分がほぼ先発して