12月30日に大学女子駅伝の日本一が決まる「2022全日本大学女子選抜駅伝競走」が開催される。彼女たちの活躍とともに注目したいのが、激しいトレーニングを続ける女性アスリートの健康問題だ。かつてマラソンランナーとして活躍した千葉真子さんも、「現役時代に15年にわたって無月経だった」と自身のブログで告白した。「競技に支障がでることが不安で産婦人科に行けなかった」「私の失敗を反面教師にしてほしい」と語る千葉さんが、母となったいま子どもたちに伝えたいこととは何か。また、千葉さんの経験をふまえて、無月経になる原因や治療法について産婦人科医の重見大介さんにも話を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――千葉さんは長期間「無月経」だったそうですが、不安を感じることはなかったのでしょうか。 千葉真子: 私は本格的に陸上を始めた高校時代から現役を引退する30歳までの約